卒業式の花束で実はやってはいけないNgマナーと相場・花言葉【2026】

卒業式の花束で実はやってはいけないNgマナーと相場・花言葉【2026】

卒業式の花束で実はやってはいけないNgマナーと相場・花言葉【2026】にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

卒業祝いとして定番の花束ですが、贈る側の「お祝いしたい」という気持ちが先行し、受け取る側の事情を無視してしまうと、せっかくの好意が迷惑に変わってしまうことがあります。取材で見えてきた、現場で頻発している代表的なNGマナーと盲点を紹介します。

1. 「持ち帰り用のマチ付き紙袋」を用意していない
卒業式当日に最も多くの卒業生が困惑するのが、「渡された花束をどうやって持って帰るか」という問題です。卒業生は卒業証書ホルダー、記念品、アルバム、配布プリントなど、両手いっぱいの荷物を抱えています。そこにラッピングされたままの花束を渡されると、電車やバスでの移動時に花が潰れたり、周囲の乗客に当たってしまったりします。花束を注文する際は、必ず底幅の広いマチ付きの持ち帰り袋をセットで手配し、渡す際に袋ごと手渡すか、袋を添えて渡すのが大人のマナーです。

2. 学校の「生花持ち込み禁止規定」を把握していない
公立・私立を問わず、アレルギー対策や式典の厳粛な進行、清掃面への配慮から「校内への生花持ち込み」を原則禁止としている学校が増加しています。事前に校則や案内プリントを確認せず、校舎内で堂々と渡そうとして教職員に制止されるケースも見受けられます。校内持ち込みが難しい場合は、校門の外で待機して渡すか、帰宅後に自宅へ届ける配慮が求められます。

3. 渡すタイミングを誤り、相手のスケジュールを圧迫する
式典が始まる前に花束を渡してしまうと、卒業生は式典中ずっと足元や膝の上に花束を置くことになり、花が傷む原因になります。また、最後のホームルーム直後は恩師やクラスメイトとの別れを惜しむ大切な時間です。ベストなタイミングは、ホームルームが完全に終了し、校庭や校門前で記念撮影を行う時間帯です。

4. 花粉が落ちやすい花や強い香りの花を選んでしまう
ユリのように濃い色の花粉が落ちやすい花や、香りが強すぎる品種は、卒業生が着用している制服やデリケートな着物・袴、スーツを汚してしまうリスクがあります。花屋でオーダーする際は「卒業式の制服や着物に触れても汚れにくい花材」を指定することが鉄則です。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。