世間には依然として「音大を出ても音楽教室の講師くらいしか仕事がない」「就職率が低い」という偏見が根強く残っています。しかし、同校が公表しているデータや現場取材からは、全く異なる実態が浮かび上がってきます。
洗足学園音楽大学の就職先実績を見ると、劇団や音楽制作会社、音響エンジニアなどの専門職はもちろんのこと、一般企業への就職決定率が極めて堅調です。IT企業、放送メディア、広告代理店、大手サービス業など、幅広い産業界が同校の卒業生を高く評価しています。
企業の人事担当者が口を揃えるのは、音大生が持つ特異な基礎能力の高さです。過酷な個人練習を毎日何時間も継続する自己規律力、アンサンブルで培われる傾聴力と協調性、そして大舞台のプレッシャーを跳ね除ける本番力。これらはビジネスの現場で求められるポータブルスキルそのものであり、手厚いキャリア支援センターのバックアップと相まって、確実な出口戦略が機能しています。