パク一家がダソンの誕生祝いでキャンプに出かけ、キム一家が豪邸を占拠して酒盛りを開いていた豪雨の夜、解雇された元家政婦ムングァンが「地下に忘れ物をした」と訪ねてきます。そこで明かされたのが、豪邸のさらに地下深くに隠された防空壕シェルターと、そこに4年以上潜伏していたムングァンの夫グンセの存在でした。
グンセは過去に台湾カステラ店の起業に失敗し、借金取りから逃れるために豪邸の地下室へ逃げ込んでいました。パク社長を神のように崇め、感謝のモールス信号を送りながら暮らすグンセの姿は、キム一家以上にシステムへ従属しきった「完全な寄生者」の姿そのものです。半地下と地下という最底辺同士のパイの奪い合いは、やがて凄惨な暴力と破滅へと転がり落ちていきます。