ネットの掲示板や知恵袋などで頻繁に議論されるのが、「一般人は受からない」「事務所所属者しかキャスティングされない出来レースではないか」という疑惑です。この問題について、番組のキャスティング構造を整理すると明確な事実が浮き彫りになります。
結論から言えば、今日好きオーディション一般応募からの合格者は現実に存在します。過去の旅を振り返っても、部活動に打ち込んでいた普通の高校生や、地方在住で芸能活動未経験の参加者が突然出演し、その純朴さで人気を博した事例は枚挙にいとまがありません。制作側にとっても、「擦れていないリアルな高校生」は番組にみずみずしいリアリティを吹き込む不可欠なピースです。
一方で、今日好きオーディション事務所所属者が圧倒的に多く見える理由には、芸能界特有の構造があります。多くのティーン向け芸能事務所(L-GENT、エイベックス、プラチナムプロダクション、ホリプロ等)が、自社の若手育成枠として『今日好き』のオーディションを最重要ターゲットに設定しています。事務所所属者はプロの指導のもとで表情管理や受け答えの訓練を積んでおり、提出する写真や自己PR動画の完成度が極めて高いため、結果として書類通過率が高くなる構造が存在するのです。
また、今日好きスカウトの真相について言えば、番組スタッフやキャスティング会社がTikTokやInstagramでバズっている高校生、あるいは「男子高生ミスターコン」「女子高生ミスコン」のファイナリストに対して直接DMを送ってエントリーを促すケースは日常的に行われています。ただし、スカウトされたからといって無条件で出演が決まるわけではありません。スカウトを受けた候補者も、一般応募者と同じ最終面接やカメラテストの審査テーブルに乗せられ、番組プロデューサー陣による厳密なふるいにかけられます。