ネット上の古い旅行記や質問掲示板を検索すると、「特急北斗やすずらんの自由席に乗れば安く早く移動できる」という記述が散見されます。しかし、これは現在完全に誤った情報です。JR北海道は2024年春のダイヤ改正において、千歳線を走行するすべての在来線特急(北斗・すずらん・おおぞら・とかち)の全席指定席化を断行しました。
現在、これらの特急に自由席は1両も存在しません。この事実を知らずに「自由席特急券なら数百円で乗れるだろう」とホームで特急に飛び乗ってしまうと、車内改札で高額な指定席特急料金を請求されるトラブルに直結します。JR北海道の規程により、車内で特急券を購入する場合は事前購入よりも割高な車内料金が適用されるため、手痛い出費となります。
かつて発売されていた「Sきっぷ」などの格安自由席往復割引きっぷも全廃されており、南千歳〜札幌間で特急を利用する割引メリットはほぼ消失しました。駅の券売機前で特急のチケットを買おうとしている観光客を見かけますが、そのすぐ数分後に出発する快速エアポートに乗る方が安く、かつ同じ時刻に札幌へ着くケースが日常茶飯事となっています。