認知症とアルツハイマーの違いとは?物忘れとの見分け方と最新治療

認知症とアルツハイマーの違いとは?物忘れとの見分け方と最新治療

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アルツハイマー病は発症から緩やかに進行し、一般的に診断後の余命や経過年数は平均して8〜12年程度と言われています。経過は「初期(軽度)」「中期(中等度)」「末期(重度)」の3段階をたどります。

中期になると時間や場所の把握が難しくなり、着替えや入浴などの日常生活に介助が必要になります。この時期に家族が最も直面しやすいのが「物盗られ妄想」や「徘徊」といった行動心理症状です。介護者が心身をすり減らさないためには、関わり方のコツを押さえておくことが欠かせません。

【家族が知っておくべき接し方の基本】
1. 否定・説教は絶対に避ける:本人の記憶が間違っていても、頭ごなしに否定すると不安や恐怖から興奮・暴言につながります。
2. 感情を受け止めて共感する:「財布がない」と騒いでいるときは、「盗まれてないよ」と突っぱねるのではなく、「困ったね、一緒に探そう」と一度受け止めます。
3. 自尊心を傷つけない:失敗を叱責せず、できる家事や簡単な役割をお願いして「ありがとう」と伝えることが意欲維持につながります。

家族だけで介護を抱え込むと「介護うつ」や「共倒れ」を引き起こします。要介護認定を速やかに申請し、デイサービスやショートステイ、地域包括支援センターなどの公的社会資源を早期から積極的に活用してください。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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