「罪と罰」歌詞の真実!椎名林檎とDeco*27が暴く深層心理

「罪と罰」歌詞の真実!椎名林檎とDeco*27が暴く深層心理

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「罪と罰」というタイトルを掲げる以上、19世紀ロシアの文豪フョードル・ドストエフスキーの影を無視することはできない。主人公ラスコーリニコフが抱いた「非凡人は社会の規範を超越して罪を犯す権利があるのか」という問いは、形を変えて現代の音楽家たちへと受け継がれている。

J-POPの枠組みで椎名林檎が提示したのは、倫理や道徳では割り切れない個人の情動の絶対性だった。社会規範から逸脱した感情こそが真実であるという態度は、まさにドストエフスキー的実存の告白と言える。そしてDECO*27は、ネット空間というある種のアナーキーな領域で、自己の絶対化と崩壊のドラマを再構築した。古典文学が提示した人間の闇は、時代とメディアを変えながら、いまもメロディの上で息づいている。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。