医療機関で頻繁に処方されるのが「ツムラ柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒(医療用12番)」です。一方、薬局やドラッグストアではクラシエ薬品をはじめとする一般用医薬品(OTC)も多数流通しています。ツムラとクラシエの違いで注目すべきポイントは、処方内の「大黄(ダイオウ)」の有無と剤形のバリエーションです。
医療用ツムラ12番には、便通を促し熱を冷ます生薬「大黄」が含まれています。これにより、ストレス性の便秘を併発している人には優れた効果を示す反面、もともと軟便傾向の人は下痢を起こしやすくなります。
対してクラシエの一般用製品には、大黄を除いた処方設計(クラシエ漢方柴胡加竜骨牡蛎湯エキス顆粒など)や、漢方特有の味・匂いが苦手な人でも飲みやすい錠剤タイプがラインナップされています。下痢になりやすい体質の人や、手軽に市販薬から試したい場合は、大黄が含まれていないクラシエ製品を選ぶといった選択肢が現実的です。