小泉陣営が準備を進める最新の政策構想には、これまでの自民党にはない斬新な切り口が目立つ。焦点となっているのは、硬直化した日本の政治・行政機構の大幅な刷新だ。社会保障制度の抜本的改革や労働市場の流動化、さらにはデジタル技術を活用した行政コストの半減など、痛みを伴う改革にも踏み込む構えを見せている。
独自分析によれば、この政策パッケージは地方の党員層や無党派層の関心を強く引き付ける狙いがある。従来の派閥対立から脱却し、政策論争を中心軸に据えることで、党内基盤の弱さを国民的人気で補う戦略だ。旧態依然とした永田町の論理に固執するライバル陣営に対し、世論を味方につけた圧倒的な突破力を生み出せるかが最大の試練となる。