過激なアプローチで知られる突撃系YouTuberというジャンルは、いま大きな転換期を迎えている。巨大プラットフォームであるGoogleは、プラットフォーム上のコンテンツに関する利用規約やコミュニティガイドラインを年々厳格化させており、暴力的・威圧的とみなされるコンテンツへの審査基準は過去最高レベルに達した。動画配信業界全体がコンプライアンスの遵守を強く求められるなか、従来の強引な撮影手法はアカウントBAN(停止)の直接的なリスクと背中合わせだ。
こうした環境の変化は、コンテンツの収益構造を根本から激変させた。過激な現場映像だけでは広告収益を得ることが困難となったため、構成の再編や表現の精査が余儀なくされている。怒号が飛び交うショッキングな映像表現から、論理的な問題提起と事実関係の丁寧な整理へと軸足を移すクリエイターが増加しており、生き残りをかけた試行錯誤が続いている。