この対決最大のハイライトは、まさに日本人選手同士の直接対決だ。大谷翔平の圧倒的なスイングスピードに対し、今永昇太が誇る伸びのあるストレートとキレ味鋭いチェンジアップがどう挑むのか。過去の対戦でも、今永の高めの上昇軌道を描くフォーシームに大谷がどう対応するかが勝負の分かれ目となってきた。ストライクゾーンの上限をめぐる駆け引きは、息をのむような緊迫感を醸し出す。
一方で、シカゴ・カブスの主軸を担う鈴木誠也と、ロサンゼルス・ドジャースのエース格として君臨する山本由伸の勝負も見逃せない。選球眼に長けた鈴木が、山本の落差あるスプリットとカーブをいかに見極め、甘い球を捉えるか。お互いを深く知り尽くした同世代のライバル同士だからこそ、初球の入り方ひとつにまで高度な戦術と思惑が交錯する。