デジタル配信が主流となった2020年代、シティポップの世界的再評価の波に乗り、「ナベサダ」こと渡辺貞夫の70年代・80年代の名盤群も世界中の若い世代に再発見された。
特に『California Shower』や『Morning Island』といったフュージョン時代の名作は、SpotifyやApple Musicなどのプレイリストを通じて世界中で数億回規模の再生を記録している。デジタルネイティブの若者たちにとって、彼の奏でる軽快で爽快なフュージョンサウンドは、忙しない現代社会における心地よい清涼剤として聴かれているのだ。アナログレコードの復刻盤も即座にプレミア化するなど、レジェンドの音楽は時代を超えて新しい価値を生み出し続けている。