事態が動き出したのは、今週始めの夜だった。あるSNSユーザーが、「開封したばかりのキムチから出てきた」という短いコメントと共に1枚の写真を投稿。そこには、赤々としたキムチの白菜片に混ざり、緑色のバッタが脚を折った状態で横たわる光景が写し出されていた。
スマートフォンの画面越しに伝わるインパクトは凄まじく、瞬く間に拡散の波を生んだ。コメント欄には「当分キムチは買えない」「昨日食べたばかりなのに」といった悲鳴に近い声が溢れた一方で、「白菜の葉に隠れていたのではないか」「いや、工場での洗浄工程を考えたら原形のまま残るはずがない」と、真偽を巡る論争が白熱した。