大分の隠れた伝説「府内 焼き」ブーム再燃!今川焼きの姿をした究極の粉ものグルメ、その熱狂の舞台裏と進化する老舗の味

大分の隠れた伝説「府内 焼き」ブーム再燃!今川焼きの姿をした究極の粉ものグルメ、その熱狂の舞台裏と進化する老舗の味

大分の隠れた伝説「府内 焼き」ブーム再燃!今川焼きの姿をした究極の粉ものグルメ、その熱狂の舞台裏と進化する老舗の味に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

「府内」という名は、現在の大分市中心部にあたる旧府内藩・大分城城下町に由来する。戦後の復興期から高度経済成長期にかけて、アーケード街や路地裏の屋台で親しまれ始めた粉もの文化が、その直接のルーツだ。お好み焼きやたこ焼きとは一線を画すオリジナリティは、鉄板ではなく「大判焼きの銅板型」を使って焼き上げる点にある。

当時の職人たちが「手を汚さず、歩きながら手軽に食べられるガッツリとしたものを」と考え出した知恵の結晶。片手で持てるコンパクトな円柱形の中に、お好み焼き並みの具材と贅沢な出汁を凝縮させたスタイルは、当時の若者たちの心を見事に打ち抜いた。時代とともに店舗の廃業などで一時「幻の味」と囁かれた時期もあったが、地元愛あふれる有志の手によって見事に現代へ継承されている。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。