ここ数年で菊池風磨のシルエットは確かな変貌を遂げた。細身で鋭い印象のあった時期と比較すると、胸板の厚み、肩周りの立体感、そしてウエストの絞り込みが格段に洗練されている。現場関係者やトレーナー陣の証言をたどると、そこには一時的なパンプアップとは一線を画す、長期的かつ機能的な体作りが見えてくる。
彼が目指すのは単なる巨大化ではない。キレのあるダンスを軽やかにこなし、長時間のドラマ撮影でもブレない軸を作るための実用的な筋肉だ。体脂肪率を極限までコントロールしながらも、ステージ上で力強さを発揮できる理想的な筋肉量を維持する――この絶妙なバランスこそが、ファンのみならず同業者をも唸らせる理由だろう。