アメリカ最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」のステージ。世界的アーティストがひしめく大歓声のなか、Number_iのステージパフォーマンスは圧巻の一言だった。曲間のMCで平野紫耀が観客に向けて叫んだ英語の呼びかけは、現地の観客を瞬時にロックし、会場全体を熱狂の渦へと巻き込んだ。
「カタカナ英語」とはほど遠い、ナチュラルな子音の引っかかりと、ベースラインに乗る独特の韻律。Spotifyのグローバル急上昇チャートで楽曲がランクインを続ける背景には、単に音の魅力だけでなく、彼らが発する言葉がダイレクトに海外ファンの心根に届いているという事実がある。J-POPという既存のフレームを超え、世界の音楽産業のど真ん中に切り込んでいく勢いは本物だ。