「結束バンド」の楽曲が評価される最大の理由は、劇中の女子高生たちが実際にスタジオで鳴らしているかのような生々しいバンドサウンドにある。アニプレックスの音楽プロデュースチームは、日本のインディーズロックや下北沢のライブハウスカルチャーを徹底的に研究し、手加減のないリアルな音作りを追求した。
数々の実力派ロックバンドのミュージシャンが楽曲提供や演奏に参加し、テンポの細かな揺れやエフェクターの踏み替え音までリアルに再現。レコーディング現場では、あえて完璧すぎない「高校生らしい青々しさ」を残すための微調整が行われたという。このストイックな音作りが、音楽ファンをも唸らせる本格的なトラックを生み出す原動力となった。