今日のキャラクターデザインにおけるチャイナドレスのアイコン化を語る上で、名作コンテンツの存在を外すことはできない。格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの春麗(チュンリー)は、力強い脚線美と華やかな衣装を見事に融合させ、世界中に強烈なインパクトを与えた。
さらに高橋留美子氏の不朽の名作『らんま1/2』は、日常と格闘アクションが交錯する世界観の中で、愛らしくアクロバティックに動くチャイナ服の造形美を定着させた。これらの金字塔的作品が築いた文脈は、現代のイラストレーターにとっても脈々と受け継がれるインスピレーションの源泉となっている。