郷土の民謡だった野球拳が、なぜ全国的なブームへと変貌を遂げたのか。その決定的なターニングポイントとなったのが、昭和40年代のテレビメディアである。
特に大きな影響を与えたのが、日本テレビ系列で放送された大ヒット番組『コント55号の裏番組をぶっとばせ!』だった。番組内で萩本欽一と坂上二郎がゲストとゲームを行い、負けた方が服を脱ぐ企画が大爆発的なブームを巻き起こした。
この放送をきっかけに、全国の飲み会で定番の宴会芸として定着。平成に入ってからも、大型特番であるオールスター感謝祭などの名物企画として形を変えながら受け継がれ、お茶の間のエンターテインメントとして不動の地位を築いたのだった。