ふたりの馴れ初めは2001年、互いに10代半ばで芸能界の頂点へと駆け上がっていたデビュー年に遡ります。当時の音楽番組『ポップジャム』や大型フェスでの共演を通じて言葉を交わすようになり、同じ年にスポットライトを浴びた者同士、人知れぬ重圧や孤独を分かち合う中で自然と交際へと発展しました。互いに過密スケジュールを縫い、人目を忍んで愛を育み続けた背景には、想像を絶する配慮と覚悟がありました。
2005年、写真週刊誌によって橘慶太の自宅マンションに通う松浦亜弥の姿がスクープされます。当時の芸能界において、トップアイドル同士の熱愛報道はキャリアの致命傷になりかねない大事件でした。しかし、関係者によると「ふたりは周囲からの猛烈な反対やバッシングに直面しても、決して手を離さなかった」といいます。沈黙を守りながら、ひたすら一途に関係を守り抜いたのです。
そして2人の絆をより強固なものにしたのが、松浦亜弥が2011年に公表した「子宮内膜症」でした。激しい痛みを伴う難病により、芸能活動のセーブを余儀なくされた彼女の傍らに寄り添い、精神的・生活面で誰よりも支え続けたのが橘慶太でした。2013年8月4日、約12年という途方もない歳月の交際を経て入籍。入籍時に松浦亜弥が寄せた「私の青春には、すべて彼がいます。悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと、楽しいこと全部です」というコメントは、ファンのみならず日本中を深く感動させました。