グリーンカレーの具材は何が正解?美味しさ倍増の黄金比を徹底解説

グリーンカレーの具材は何が正解?美味しさ倍増の黄金比を徹底解説

グリーンカレーの具材は何が正解?美味しさ倍増の黄金比を徹底解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

「カレーだから何を入れても美味しくなるだろう」と、日本のカレーの三種の神器である玉ねぎ・じゃがいも・にんじんをグリーンカレーに入れてしまうケースが散見されます。しかし、これは本場の味わいを損ねる典型的な落とし穴です。

特に玉ねぎは危険です。加熱によって大量の水分と強い甘味が出汁のように溶け出すため、グリーンカレー特有のエッジの効いた青唐辛子の辛味と、レモングラスやバイマックルーのシャープな酸味・香りを打ち消してしまいます。結果として「甘くてぼやけた薄いスープ」になり果ててしまうのです。

また、じゃがいもはデンプン質がスープに溶け出し、サラッとした喉越しであるべきゲーン(汁物)にとろみをつけてしまいます。デンプンがココナッツオイルの粒子と結合すると、口当たりが重くなり、本場特有の爽快感が消失します。

もし根菜類を取り入れたい場合は、じゃがいもではなくれんこん(食感が残りデンプン流出が少ない)や、甘味の質が異なるかぼちゃ・ズッキーニをソテーしてトッピングする形をとるのが賢明なアプローチです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。