ほうれん草の下処理は実は間違い?シュウ酸を抜く正しい茹で時間とレンジ裏ワザ

ほうれん草の下処理は実は間違い?シュウ酸を抜く正しい茹で時間とレンジ裏ワザ

ほうれん草の下処理は実は間違い?シュウ酸を抜く正しい茹で時間とレンジ裏ワザとは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

SNSの投稿や大手料理Q&Aコミュニティに寄せられる「ほうれん草料理の失敗談」を分析すると、大きく3つの共通パターンが存在することが分かります。

最も多いのが「水にさらしすぎてべちゃべちゃになり、味が全くしなくなった」という失敗です。シュウ酸を抜こうとするあまり、ボウルの中に10分以上放置してしまうケースが目立ちます。細胞膜が壊れて旨味やビタミンがすべて抜け出し、水っぽい仕上がりになってしまいます。

次に多いのが「炒め物にそのまま投入して料理全体が苦くなった」という例です。パスタや炒め物にほうれん草を使う際、下茹でを省いて生のまま油で炒めると、気化したシュウ酸が油とともに全体に回り、料理全体がえぐみを帯びてしまいます。油で炒める場合でも、あらかじめ熱湯で20〜30秒ほどサッと固茹でして水気を絞ってから加えるのがプロの常識です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。