リアル脱出ゲームに初めて挑む人が直面しやすいトラブルには、明確なパターンが存在します。現場取材で判明した代表的な落とし穴は次の3点です。
第一に、「探索不足による序盤の足踏み」です。部屋型公演では、手がかりが机の裏や小物の隙間に隠されているケースが多々あります。謎が解けないのではなく、単に「必要なピースを見落としている」状態で時間を浪費してしまうグループが後を絶ちません。
第二に、「情報の抱え込み」です。1人が見つけたヒントや解いたパズルの内容を声に出して共有しないと、全体の進行が著しく滞ります。「わかったこと」「まだ使っていないアイテム」をテーブル中央にまとめ、全員で可視化する習慣が不可欠です。
第三に、「街歩き型における歩行距離と天候の計算違い」です。吉祥寺の街歩き謎解きは、気付けば1万歩近く歩く設計になっていることもあります。歩きやすい靴を選ばなかったり、スマートフォンのバッテリー残量が切れてヒントサイトが見られなくなったりするトラブルには十分注意が必要です。