秋田内陸線の真骨頂は、何と言っても車窓から眺める四季折々の表情にあります。単なる移動空間を超えた秋田内陸線 観光列車の代表格が、特別仕様車両「笑 EMI」や「秋田縄文号」、そして食をテーマにした企画列車です。
夏の風物詩「田んぼアート」と初秋の黄金色
初夏から初秋にかけて線路沿いの水田に広がる秋田内陸縦貫鉄道 田んぼアートは、沿線住民と社員が協働で作り上げる名物企画です。列車がビュースポットに差し掛かると、車内アナウンスとともに速度を落として徐行運転を行い、乗客がじっくりと写真を撮影できるよう配慮されます。古代米や色の異なる稲を緻密に植え分けて描かれる秋田犬や伝統芸能の図柄は、乗客の目を楽しませます。
錦秋の渓谷美を渡る「比立内川橋梁」と紅葉シーズン
山々が燃えるように色づく秋田内陸線 紅葉 見頃時期は、例年10月中旬から11月上旬にかけてピークを迎えます。なかでも萱草(かやくさ)〜笑内(おかしない)間に架かる「大又川橋梁」や、比立内駅近くの「比立内川橋梁」から見下ろす渓谷の紅葉は圧巻の一言。真っ赤なモミジとエメラルドグリーンの川面、そして橋梁を渡る気動車のコントラストは、全国の写真愛好家垂涎の景観です。
冬の白銀世界と「森吉山 樹氷 阿仁ゴンドラ」へのアクセス
厳冬期(1月上旬〜3月上旬)には、一面の銀世界へと様変わりします。阿仁合駅から周遊タクシー(森吉山周遊乗合タクシー等)を利用して向かう森吉山 樹氷 阿仁ゴンドラは、日本屈指のスケールを誇る「スノーモンスター(樹氷群)」を間近で体感できる一大拠点です。ゴンドラ山頂駅から広がる樹氷原の幻想的な景色は、列車旅と組み合わせることで忘れがたい冬の思い出となります。
美食と語らいを満喫する「ごっつお玉手箱列車」の魅力
郷土色豊かな味覚を堪能したいなら、定期的に運行される企画列車「ごっつお玉手箱列車」は見逃せません。沿線のお母さんたちが手作りした季節の山菜料理、比内地鶏、郷土漬物などがぎっしり詰まった重箱が振る舞われます。ごっつお玉手箱列車 予約方法は、秋田内陸縦貫鉄道の公式案内デスクへの事前電話予約または専用WEB予約フォームから数週間前までに申し込む完全予約制となっています。席数限定のため、旅程が決まり次第の確保が推奨されます。