道南医療の基幹インフラである市立函館病院を適切に活用するために、受診を検討している読者は以下の基準をもとに判断することをお勧めします。
【市立函館病院を積極的に受診すべき人】
- 近隣のクリニックやかかりつけ医から「紹介状」を発行され、高度な検査や入院手術が必要と診断された人
- 急性冠症候群、急性期脳卒中、重度外傷など、一刻を争う救急医療が必要な状態にある人
- がん診療、心臓カテーテル治療、先進的な鏡視下手術など、専門分科の医師による高度治療を要する人
【地域の診療所・クリニックを優先すべき人】
- 発熱や喉の痛み、日常的な頭痛、胃もたれなど、初期段階の体調不良で初めて受診する人
- 高血圧や脂質異常症などの生活習慣病で、定期的な処方箋の発行のみを希望する安定期の患者
- 紹介状を持たず、追加の選定療養費(7,700円)の支払いを避けたい人
健康管理の最適解は、「日常の健康相談やかかりつけ医は近隣クリニック、精密検査や入院手術は市立函館病院」という、医療の役割分担(病診連携)を賢く使い分けることにあります。