渋谷駅で迷わないための鉄則は、「水平方向の看板(東西南北)」ではなく、「現在の階層(垂直位置)」を常に意識することです。主要な改札口と乗り入れ路線の階層関係を頭に入れておくだけで、移動効率は飛躍的に向上します。
多くの利用者が最も混乱しやすいのが、JR線と東京メトロ各線の乗り換えです。地上3階の銀座線から地下5階の副都心線へ乗り換える場合、実に8フロア分もの垂直移動が発生します。この際、駅中央の混雑する階段を無計画に上り下りすると、行き止まりや迂回ルートに巻き込まれます。
JR線から東京メトロ副都心線・東急東横線へ向かう場合は、JRハチ公改札を出てすぐ正面の地下階段を下りるのではなく、「JR南改札」から地下通路「しぶちか」方面エレベーターを利用するか、渋谷スクランブルスクエア経由で一気に地下2階へ下る動線が最も視界が開けており、混雑を回避できます。
また、渋谷ヒカリエへ向かう際は「ヒカリエ改札(地下3階)」または「東口歩行者デッキ(地上2階・3階)」を利用するのが最もスムーズです。地上を走る車の往来を横断歩道で待つ必要がなく、雨の日でも完全に濡れずにアクセスできます。