過密日程を戦い抜くためのマネジメントも、チーム作りの生命線となる。国際バレーボール連盟が主催するバレーボールネーションズリーグは、世界ランキングを維持・向上させるための過酷なサバイバルレースだ。大陸をまたぐ長距離移動、時差、連戦。強豪国相手にベストメンバーを固定して戦い続けることは、もはや現実的ではない。
日本代表の最終ターゲットは、世界一の称号を懸けたFIVBバレーボール男子世界選手権の表彰台だ。ネーションズリーグの予選ラウンドでは大胆にターンオーバーを採用し、ベンチメンバーの実戦経験を蓄積させながら勝率をキープする高度な戦略が求められる。リベロの守備範囲やセッターのゲームメイクも含め、控え選手がスタートから入ってもチームの出力が落ちない強固なベースキャンプが構築されつつある。