二人の出会いの原点は、下北沢や渋谷を中心とした2010年代初頭のライブハウスカルチャーにあります。当時、ほないこかはマイクロコズムおよび黎明期のゲスの極み乙女でドラムを叩き、飯島拓也もThe Mirrazの屋台骨として精力的に対バンやイベント出演を重ねていました。
同じ楽器である「ドラムス」を担当するプレイヤー同士、機材のこだわりやリズム隊ならではの苦悩、バンド運営のリアリティを深く共有できる間柄でした。当時のライブハウス関係者は「互いのライブを観客席や袖から熱心に見守る姿が印象的で、単なる交際相手という以上に、リズム隊としての技術と表現力を認め合う戦友のような関係だった」と振り返っています。
派手な芸能スキャンダルとは無縁の場所で、音楽という共通項を通じて育まれた絆は強固であり、ブレイク前の多忙を極める下積み期を精神的に支え合ったことが、入籍へとつながる決定打となりました。