飯田城下の面影を残す小路を一本入ると、静けさに包まれた隠れ家カフェがひっそりと暖簾を掲げている。築数十年の建物を丁寧に手入れした空間には、使い込まれた木製家具と季節の一輪挿し。窓の外に広がるのは、南アルプスの山容を遠くに望むパノラマだ。静寂と眺望が織りなす空間美は、日常の喧騒を忘れさせる力を持つ。
一方、郊外の丘陵地に佇む絶景古民家レストランでは、地元の農家から毎朝届く新鮮な採れたて野菜を主役に据えたコース料理が味わえる。古い梁や太い柱を生かした開放的な吹抜け空間でいただく料理は、滋味深く、身体の奥まで染み渡るようだ。知る人ぞ知る穴場として、舌の肥えた食通たちの秘密の隠れ家になっている。