現在、国内流通の主力となっているのは、海外市場で実績を積み上げてきた専用設計ブランドだ。北米発で耐久性に定評がある「DogTread」や、静音性と省スペース設計を追求した「PetZen」のシリーズが、Amazon.co.jpや楽天市場などの主要ECプラットフォームを通じて手軽に入手できるようになり、選択肢は一気に広がった。
モデル選定で最大の分かれ道となるのは「自走式」と「電動式」の違いだ。自走式は犬自身の踏み込みでベルトが動くため、無理なペース配分になりにくく自然な筋力強化に向く。一方の電動式は、1時間あたり0.1キロ単位での緻密な速度制御が可能で、リハビリや体重管理プログラムと相性が良い。それぞれの特徴を用途に合わせて見極める作業が欠かせない。
購入検討者が真っ先に確認すべきは、走行面の「有効長」と「有効幅」だ。体長の1.5倍から2倍程度のランニングデッキが確保されていないと、犬は歩幅を不自然に縮めて走り、かえって腰や背骨に負担を強いる。小型犬向けと謳いながら走行面が窮屈な安価モデルには十分な注意が必要だ。