今年のスイーツトレンドを象徴するのが「クラフトソフトクリーム」の台頭だ。かつて観光地の牧場や高速道路のサービスエリアでしか味わえなかった「牧場直送レベル」の新鮮なミルクソフトが、いまや都心部の小規模店舗で気軽に楽しめるようになっている。
背景にあるのは、小規模・高品質なミルクの流通ネットワークだ。特定の農場から毎朝直送される非加熱殺菌乳や、グラスフェッド(牧草飼育)の生乳を使用したソフトクリームは、口に含んだ瞬間に広がる芳醇な香りと、後味のスッキリ感で圧倒的な支持を集めている。SNSでの口コミ拡散も手伝い、猛暑のなか長蛇の列を作る光景が日常となった。