幼体時のバナナは、まるでキャンディのように鮮やかで柔らかなピンクがかった黄色と薄紫色のコントラストを見せる。しかし、脱皮を繰り返すにつれて体色は濃いバナナイエローへと変貌を遂げる。そして成体になるプロセスで、皮膚のあちこちに小さな黒い点がぽつぽつと現れ始める。
この黒斑は「フレックル」と呼ばれ、個体によって出方や密度がまったく異なる。まさに本物のバナナが熟していくかのような経年変化を楽しむことができる点が、他の単一モルフにはない唯一無二の醍醐味だ。一見すると色素の異常にも思えるこの現象だが、健康的になんら問題はなく、むしろコレクターの間では「味のある斑点の出方」が高値で取引される要因にもなっている。