大相撲の懸賞金は1本いくら?土俵の手取り額と知られざる裏側

大相撲の懸賞金は1本いくら?土俵の手取り額と知られざる裏側

大相撲の懸賞金は1本いくら?土俵の手取り額と知られざる裏側について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

大相撲の歴史の中で、この懸賞金を最も多く集めたのは誰なのか。歴代最多の幕内優勝45回を誇る元横綱・白鵬翔の全盛期は、まさに異次元だった。年間で2,000本を超える懸賞旗を集め、1場所だけで2,000万円以上を手取りと積立で稼ぎ出す場所も珍しくなかった。ライバルたちを圧倒的な力でねじ伏せ、分厚い札束の束を悠然と受け取る姿は、平成の大相撲を象徴するアイコンとなった。

その系譜を受け継ぎ、土俵を守り抜いてきた横綱・照ノ富士春雄もまた、数々の大一番で懸賞の山を築いてきた。両膝の激痛と度重なる手術を乗り越えて土俵に君臨する横綱の取組には、常に50本前後の懸賞が集中する。土俵を2周、3周と回り続ける旗の列は、重圧に耐え抜いて頂点に立つ者だけに許された特権の証左だ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。