戦力補強と編成の面でも2014年は大きな転換期でした。前年オフに田中将大がニューヨーク・ヤンキースへ移籍したことで、NPB最高年俸は巨人の阿部慎之助(6億円推定)に。ソフトバンクは李大浩(イ・デホ)、サファテ、スタンリッジ、鶴岡慎也らを積極補強。この大型補強が見事に機能したことが、同年のペナント奪還と、その後の常勝軍団形成の強固な基盤となりました。
一方、シーズン終了後には平成のプロ野球を支えた偉大なレジェンドたちがグラウンドに別れを告げました。
【2014年に引退した主な名選手】
・稲葉篤紀(日本ハム):通算2163安打、侍ジャパン前監督
・金子誠(日本ハム):堅守でチームを支えた名遊撃手
・里崎智也(ロッテ):WBC初代世界一捕手、ロッテの「下剋上日本一」立役者
・高橋尚成(DeNA):巨人の左腕エースとして活躍、メジャーでも登板
・鈴木尚広(巨人):代走のスペシャリスト(現役続行を経て引退へ向かう過渡期)
長年ファンに愛された功労者たちの引退は、一つの時代の終焉と、大谷や山田といった新世代への完全なバトンタッチを象徴していました。