2000年代半ば、日本のギャルカルチャーを爆発的な流行へと押し上げた最大の功労者といえば、益若つばさに他ならない。彼女が誌面で着用した服や愛用したコスメは、瞬く間に店頭から消え去る現象を引き起こした。その経済効果は数百億円規模とも評され、アパレル産業や化粧品業界に革命をもたらしたのだ。
彼女の凄みは、セルフプロデュース力にあった。読者が何を求め、どうすれば自分らしく輝けるのかを熟知していた益若は、商品プロデュースの分野でも才能を発揮。自身のブランドを立ち上げ、プロデューサーとしての才能を開花させた。モデルという枠組みを軽々と飛び越え、ビジネスの世界で成功を収めたその姿は、後輩モデルたちにとって大きな道標となった。