韓国語学習者がSNSや知恵袋等のコミュニティで頻繁に相談する失敗事例として、「韓国旅行中の飲食店で店員にアンニョンと言ってしまい、微妙な空気になった」というものがあります。
ドラマやK-POPアイドルの配信コンテンツでは、ファンやメンバー同士に対して愛嬌たっぷりに「アンニョ〜ン」と手を振る場面が多いため、「アンニョン=親しみやすい挨拶」というイメージが先行しがちです。しかし、現地ソウル市内の飲食店や商業施設において、客が初対面の店員にパンマルで話しかけるのは、礼儀を欠いた横柄な態度とみなされます。
現地在住の日本人留学生や韓国人ネイティブの証言を検証すると、「外国人だから悪気がないと分かっていても、初対面でアンニョンと言われると身構えてしまう」「店員やタクシー運転手には『アンニョンハセヨ』『カムサハムニダ』を使うのが最低限のマナー」という意見が大多数を占めます。愛嬌としての言葉と、実社会での機能的マナーを混同しない冷静な視点が求められます。