ブラックミルクティーの骨格を決めるのは、ベースとなる紅茶葉のブレンドです。世界中に数ある産地の中で、主に2つの茶葉が主役を務めます。
ひとつはインド産のアッサムです。濃厚なコクと麦芽のような甘い芳香(モルティーフレーバー)を持ち、タンニンが豊富なため、ミルクをたっぷり加えても骨太な味わいが崩れません。ボディ感を重視する専門店の多くがアッサムを主軸に据えています。
もうひとつはスリランカ産のセイロン(ウバやディンブラなど)です。キレのある渋みと華やかな柑橘系に似た香気があり、後味をすっきりと引き締める役割を果たします。
名店と呼ばれるティースタンドでは、これらを「アッサム7:セイロン3」などの独自比率で配合し、力強さと抜けの良い爽快感を両立させています。