太平洋津波警報センター(PTWC)は、地震発生直後に太平洋全域に対する津波評価情報を発表。コロンビアやエクアドルなど南米太平洋沿岸では一部で津波が観測されたものの、大規模な壊滅的津波の懸念は去りつつある。しかし、遠洋を伝わる長周期の潮位変動には引き続き警戒が求められる。
日本の気象庁も直ちに潮位データを分析。南米で発生する巨大地震は、半日以上をかけて太平洋を渡り日本沿岸に到達する特性を持つ。1960年のチリ地震のような歴史的事例もあるため、太平洋側の港湾部や養殖施設では念のため潮位の変化に対する警戒態勢が維持されている。現時点で日本への直接的な大津波警報の対象外とされているが、海に入っての作業や釣りには注意が必要だ。