フットネイルシールが想定より早く剥がれてしまう場合、製品自体の不良ではなく、装着プロセスにおける環境要因が大半を占めています。現場のネイリストや検証データが示す主な原因は以下の3点です。
第一に、爪表面に残った皮脂やフットクリームの油分・水分です。足の爪は靴下や靴の内部で蒸れやすく、知らず知らずのうちに皮脂が付着しています。油分が残ったままシールを載せると粘着層が定着できず、数時間の歩行で端から空気が入り込みます。
第二に、シールのサイズ選びの失敗と甘皮への乗り上げが挙げられます。爪全体を覆おうとして大きめのシールを選び、甘皮や皮膚の上にシールが重なると、皮膚の伸縮やターンオーバーに伴って根元からめくれ上がります。「自爪の幅よりわずかに小さい(幅マイナス1mm程度)」サイズを選ぶことが密着の鉄則です。
第三に、靴との継続的な摩擦と爪先の余剰部分の処理不足です。足の親指は靴のトゥ部分に強く接触します。爪先からはみ出たシールをファイルで削り落とす際、削り口が粗かったり断面が整っていないと、ストッキングや靴との摩擦で先端から引っかかって剥離が始まります。