2020年12月、東京地裁立川支部は「9人もの尊い人命を奪った結果は極めて重大であり、犯行態様は冷酷かつ残虐」として求刑通り死刑を言い渡しました。弁護側は控訴したものの、白石死刑囚本人が控訴を取り下げ、2021年1月5日付で死刑が正式に確定しました。
現在、白石隆浩死刑囚は東京拘置所に収容されています。面会を行った一部メディアの報道や関係者の証言によると、本人は自らの犯行に対する真摯な悔悟や罪の意識を深めている様子は乏しく、日々の食事や差し入れ、外部との文通に関心を示すなど、淡々とした生活を送っていると伝えられています。死刑確定者として法務省による刑の執行手続きを待つ身です。
一方、遺族の現在とコメントからは、何年経っても決して消えることのない深い喪失感と怒りがにじみ出ています。公判で意見陳述を行った遺族は「娘の未来を理不尽に奪われた悲しみは一生消えない」「死刑執行を待つだけの犯人を見ているとやりきれない」と涙ながらに語っており、一部の遺族は現在も実名報道による二次被害に苦しみながら、若者の孤立を防ぐ啓発活動への協力を続けています。