知らずに走ると罰則も!追い抜きと追い越しの境界線と判断基準

知らずに走ると罰則も!追い抜きと追い越しの境界線と判断基準

知らずに走ると罰則も!追い抜きと追い越しの境界線と判断基準を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

高速道路やバイパスで頻繁に目にするのが、前方の遅い車を嫌って左車線から強引に前に出る行為だ。これは道路交通法第28条第1項が定める「追越しの方法」に明確に違反する。

日夜パトロールを続ける交通機動隊員(白バイ隊員)の目は誤魔化せない。彼らが注視しているのは、自車の車線と相手車両の車間、そしてステアリングを切ったタイミングだ。追越車線が詰まっているからと左側の走行車線へ移り、前走車の前へと鼻先をねじ込む動きは、左側追越として即座に取り締まりの対象となる。

ただし、ここにも精緻な例外規定が存在する。交差点で前走車が右折のために道路の中央に寄っている場合や、路面電車をやり過ごす際などには、左側からの追い越しが法的に許容されている。車列が延々と続く自然渋滞のなかで、走行車線の流れが偶発的に追越車線より速くなり、結果として左から前に出るような状況も追い抜きとみなされ、摘発対象にはならない。線引きは極めてシビアだ。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。