検索エンジンの入力欄に現れる「やばい」というワード。その出所をネットの反応や進学掲示板の書き込みから精査すると、明確な2つの要因が見えてきます。
第1の要因は、かつての男子校時代(工業系単科色、生徒の気質の荒さ)を知るオールド層と、現在の洗練された共学校の姿との認知ギャップです。「昔のイメージのまま見たら、今や都内有数の手厚い進学校になっていてやばい」という、ポジティブな意味での驚愕がいつの間にか誤解を伴って拡散された側面があります。
第2の要因は、学校改革期における「管理教育の厳しさ」に対する生徒の悲鳴です。進学実績を一気に引き上げるため、宿題の多さや毎朝の小テスト、放課後学習の強制力など、指導が非常にハードだった時期がありました。在校生のネットの反応を追うと、「勉強漬けでやばい」という率直な嘆きが書き込まれた履歴が確認できます。しかし裏を返せば、それは学校側が生徒を塾いらずで鍛え上げる決意の表れでもあり、現在の高い進学実績を支える原動力となったことは疑いようがありません。