Q1:なぜ野田首相は党首討論の場で突然解散を宣言したのですか?
A1:特例公債法案や衆議院定数削減など、重要課題の成立に向け野党第一党総裁の安倍晋三氏から確約を引き出すための究極の取引材料として、あの場での電撃宣言を選択しました。事前に党内に根回しをすると猛反対に遭い解散権が封じられる恐れがあったため、首相独断で決断されました。
Q2:「近いうち解散」とは具体的にどのような約束だったのですか?
A2:2012年8月の野田首相、自民・谷垣総裁、公明・山口代表による「三党合意」の際に交わされた言葉です。消費税増税法案の成立に協力してもらう見返りとして、早期に国民の信を問うことを約束したもので、この履行時期を巡って秋以降の政局が激化しました。
Q3:野田解散は自民党にとってどのような意味を持ちましたか?
A3:自民党にとっては3年3か月ぶりの政権奪還を果たし、第二次安倍政権が誕生する直接の契機となりました。この総選挙の大勝を足がかりに、アベノミクスや集団的自衛権の行使容認など、その後の日本政治を大きく動かす長期政権の基盤が築かれました。