生稲晃子の人生における最大の転機は、2011年4月、43歳の誕生日直後に受けた乳がんの告知でした。自著や手記『右胸にありがとう そして さようなら』でも明かされている通り、再発を繰り返したことで計5回の手術を受け、最終的に右乳房の全摘出手術と再建手術を決断しています。
闘病生活を支えたのは、2003年に結婚したCM制作会社代表の夫(旦那)と、当時まだ幼かった愛娘の存在でした。「娘が成人する姿を絶対に見届ける」という強い意志と、家族による献身的なサポートが、過酷な放射線治療やホルモン療法を乗り切る原動力となりました。
病を乗り越えた後の彼女の表情には、単なる外見的な若作りとは一線を画す、芯の通った穏やかさと優しさが宿っています。SNS上でも「昔の可愛さも神がかっているが、試練を越えて穏やかな笑顔を保つ現在の姿にこそ人間的な美しさを感じる」といった声が寄せられています。