ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が送り出したPS5は、世代交代ごとに明確なハードウェアアップデートを重ねてきました。まずは歴代各モデルの日本国内における正式な発売時期と展開の歩みを整理します。
プレイステーション5の国内初登場は2020年11月12日。Ultra HD Blu-rayディスクドライブを備えた「通常版」と、光学ドライブを省いた「デジタル・エディション」の2系統が同時にリリースされました。当時は巣ごもり需要とサプライチェーンの混乱が重なり、家電量販店やオンラインショップでの抽選倍率が数十倍に達するなど、異例の入手困難が長期化しました。
供給体制が完全に正常化した後、ハードウェアの大きな転換点となったのが2023年11月10日発売の新型スリムモデル(CFI-2000系)です。本体容積を30%以上小型化し、内蔵SSDを825GBから1TBへと拡張。さらにデジタル・エディション購入後でも別売のUltra HD Blu-rayドライブを後付けできるモジュラー構造を採用し、ユーザーの柔軟な運用を可能にしました。
そしてハードウェア世代の頂点として登場したのが、2024年11月7日発売の「PS5 Pro(CFI-7000系)」です。GPUコンピュートユニットの67%増加、進化したレイトレーシング機能、AIを活用した超解像技術「PSSR(PlayStation Spectral Super Resolution)」を搭載し、4K解像度と高フレームレート(60fps〜120fps)の両立というヘビーゲーマー待望のプレイ環境を実現しました。