長年親しまれた地上波の生放送を離れた関口宏ですが、決してメディアの表舞台から完全に退いたわけではありません。2026年現在、関口宏の現在の仕事は、視聴者層や自身の知的好奇心に合わせた「深い教養と対話」を重視するメディアへと鮮やかに移行しています。
勇退直後の2024年4月からBS-TBSでスタートした冠番組『関口宏のこの先どうなる!?』および『関口宏のもう一度!近現代史』は、地上波の制約から解き放たれた落ち着いた構成でシニア層を中心に確固たる支持を獲得。専門家とのじっくりとした対談を通じて日本の未来や歴史を再考するスタイルは、長年培ったインタビュー技術の集大成とも言える評価を得ています。
さらに注目すべきは、デジタルプラットフォームへの進出です。公式YouTubeチャンネルなどを通じた情報発信にも意欲的で、一週間の出来事や社会の関心事を自らの言葉で振り返るコンテンツを展開しています。「テレビの枠組みにとらわれず、伝えたいことを丁寧に届ける」という姿勢は、80代を迎えたベテラン司会者の新たな挑戦として業界内でも高く評価されています。