中2数学の三角形の合同を学ぶにあたって、まず明確にしておきたいのが「合同(Congruent)」と「相似(Similar)」の決定的な違いです。この2つの概念が曖昧なままだと、後々習う中3数学の相似比などで混乱を招く原因になります。
数学における「合同」とは、2つの図形が形も大きさも完全に同じである状態を指します。つまり、一方の三角形を移動・回転・裏返しにして他方に重ね合わせたとき、ぴったり完全に重なり合う関係です。合同な図形では、対応する線分の長さや角の大きさがすべて等しくなります。
一方で「相似」は、形はまったく同じであるものの、大きさが拡大または縮小されている状態です。角の大きさは等しいままですが、辺の長さは等しい比(相似比)になります。まずは「拡大縮小なしで100%一致するのが合同」という明確な基準を頭に刻みましょう。