この楽曲は、スティングが1987年にリリースしたソロ2作目のアルバム『…Nothing Like the Sun(ナッシング・ライク・ザ・サン)』の収録曲として世に送り出されました。伝説的ロックバンド「ザ・ポリス」の活動休止を経てソロアーティストとしての道を歩み始めたスティングは、ジャズミュージシャンを大胆に起用し、ロックの枠組みを超えた音楽性を確立していきます。
当時、イギリスを離れてニューヨークに移り住んでいたスティング自身の心境も反映されていますが、単なる自叙伝的な移住の歌ではありません。異国の巨大都市で「よそ者」として生きる感覚を、文学的かつアイロニカルな視点で描き出したことで、時代や国境を越える普遍的なアンセムへと昇華しました。