美容専門学校の教員や、再受験を経て合格を勝ち取った現役アシスタントたちへの取材から、試験現場のリアルな実態が見えてきます。
「本番のウィッグチェックで毛長規定違反を指摘され、試験開始前に頭が真っ白になった」(20代・サロン勤務)
都内有名サロンで働く現役アシスタントは、かつて経験した実技試験の恐怖をそう語ります。モデルウィッグには事前にカットできる長さや加工の制限がミリ単位で定められており、持ち込み用具の事前審査で不適合と判断されると、その場で減点されるか、最悪の場合は受験資格を剥奪されます。
また、大手掲示板やSNSの検証コミュニティでは、「第2課題がどちらになるかで合否の難度が激変する」という議論が絶えません。細やかなピンワークとローション塗布技術が求められるオールウェーブセッティングは、タイムに入れること自体の難易度が高く、事前の課題発表(例年、試験の約半年前に公表)でオールウェーブが指定された年は、受験生の悲鳴が一段と大きくなります。