死亡説のトリガーとなった、バンドの屋台骨を揺るがした2つの重大な出来事について、公式発表と当時の当事者たちの肉声から正確な経緯を辿ります。
山口智史を襲った神経疾患「フォーカル・ジストニア」と現在の闘病状況
2015年9月23日、バンド結成10周年の節目を控える中で発表されたのが「ラッドウィンプス メンバー休止」を告げる山口智史の休養報告でした。山口を襲った病気は、「フォーカル・ジストニア(局所性ジストニア)」と呼ばれる難治性の神経疾患です。
ジストニアとは、脳からの指令が筋肉へ正常に伝わらなくなり、本人の意思とは無関係に筋肉が痙攣したり硬直したりする病態を指します。山口の場合、ドラム演奏において最も肝となる「右足のペダル操作」に症状が現れました。公式発表および本人の手記によると、2009年頃から違和感を抱え、持てる限りのリハビリや奏法の変更を試みたものの、ツアーの過密スケジュールの中で症状が悪化。「自分の納得のいくドラミングができない状態でステージに立ち続けることはできない」という苦渋の決断に至りました。
気になる「ラッドウィンプス 山口智史 現在」の容態ですが、現在も命に関わるような深刻な病状ではなく、ドラム復帰を目指したリハビリを地道に継続しています。同時に、同じ病気に苦しむ音楽家を支援するため、大学病院や研究機関と連携したジストニア研究への協力を行うなど、音楽医学の発展にも寄与しています。籍は現在もバンドに残されたままであり、メンバーとの精神的な絆は決して途切れていません。
桑原彰の電撃脱退|20年以上の歩みに終止符を打った本当の理由
2024年10月17日、音楽界に大きな激震が走りました。「RADWIMPS 桑原彰 脱退 理由」を巡る公式発表が突如としてリリースされたためです。高校時代、野田洋次郎に「一緒にバンドをやろう」と声をかけ、RADWIMPSの原点を作った張本人である桑原の脱退は、ファンに計り知れない衝撃を与えました。
「ラッドウィンプス 脱退 なぜ」という疑問に対し、公式ステートメントで明かされた理由は、「20年以上の活動を共にする中で生じた、音楽的な方向性や人間としての価値観のズレ」でした。2021年の私生活を巡るスキャンダル報道による約1年間の活動休止から復帰した後、メンバー間で何度も膝を突き合わせた末の合意退団です。
野田洋次郎は当時のコメントで、「20年以上、家族以上の時間を過ごしてきたからこそ、お互いの人生を尊重し、別々の道を歩むことが最善だと判断した」と語り、深い葛藤と敬意を滲ませました。愛憎や単なる仲違いではなく、円熟期を迎えたバンドが直面したプロフェッショナルとしての選択でした。